2019年4月26日金曜日

研究成果論文が科学誌に受理されました(2019年4月)

当研究室の成果論文がFEBS Letters誌に受理されました。

-Title-
Amphipol-assisted purification method for the highly active and stable photosystem Ⅱ supercomplex of Chlamydomonas reinhardtii

-Authors-
Akimasa Watanabe, Eunchul Kim*, Raymond N Burton-Smith*, Ryutaro Tokutsu and Jun Minagawa
* These authors contributed equally to this study.

-簡単な解説-
一般に膜タンパク質の単離精製は界面活性剤存在下で行われます。しかし、界面活性剤は複合体の可溶化と同時に解離も引き起こすと考えられています。このような技術的困難を打開するために、Amphipolというポリマーを用いた精製手法を開発しました。それにより、大変質の良いPSII-LHCII超複合体をクラミドモナスから精製することが出来ました。今後のさらなる展望に期待です!!

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論文

※Rayさんは生理学研究所へと移られています。