2011年11月1日火曜日

サンゴ・褐虫藻研究会

10月31日ー11月1日

基生研のサンゴ研究立ち上げチーム(上野研松林研重信研、皆川研)、OIST:佐藤研、琉球大学:酒井研日高研、お茶の水女子大学:服田研のサンゴ研究者が集まり、第1回サンゴ・褐虫藻研究会が開催されました。

当研究室からは、皆川教授と研究員の得津が参加しました。

10月31日は、研究会前日ですが、早速懇親会を行いました。サンゴの研究の話で盛り上がります。
懇親会:東岡崎駅前の居酒屋にて

11月1日は、サンゴ研究の現状と今後のサンゴ研究会の打ち合わせを行いました。


サンゴ及び共生する褐虫藻のゲノム解読状況、沖縄周辺におけるサンゴ礁の現状、サンゴと褐虫藻の共生システム研究の現状など、多くの議論が交わされました。


研究会後、参加したサンゴ研究者に当研究室のサンゴ水槽を観賞してもらいました。
プロの目による鑑賞とあり、少々緊張しましたが、キレイな状態だと評価されました。


ただ、自然に生育するサンゴとは異なり、全体的に突起部分が小さいそうです。
一般的に観賞用に水槽で育成されたサンゴは、このようになるそうです。

今後、サンゴに共生する褐虫藻の環境適応メカニズムを、現場レベルで調査・解析するにあたり、室内環境で育成したサンゴと、現場におけるサンゴの状態の差異を考慮する必要があると思われます。