ドイツのポツダムにて、Chlamy2012 (国際クラミドモナス会議)が開催されました。
国際クラミドモナス会議は、2年に一度、世界中のクラミドモナス研究者が一同に会する学会です。
研究分野は多岐に渡り、当研究室のように光合成の研究をしている研究者も居れば、鞭毛や雌雄接合、遺伝工学、水素発生などの研究者も参加します。
今回は、日本でも良くしられているポツダム宣言が採択された地、ポツダムにて行われました。
場所は、ポツダムの中心から少し離れた、会議用のホテルとなっており、国際クラミドモナス会議恒例の『都市部から外れた場所での缶詰』条件を満たしての開催となりました。
今回の会議では、当研究室の得津研究員が口頭発表に選ばれました。
第一セッション『Photosynthesis』で、2日目(初日は受付&Key Note Lectureのみ)に発表でした。
それでは、発表前日の得津研究員の様子をどうぞ。
ベルリンの街中にて...(東京大学・若林助教による撮影) |
少し、不吉な雰囲気ですね。
でも大丈夫です。無事、発表も終わり大きなプレッシャーから解放されたようです。
クラミドモナス学会では、朝8時半から夜10時頃まで口頭発表・ポスター発表と続きます。
ポスターセッションの様子 |
口頭・ポスター発表ともに、自分たちの専門分野の研究者だけでなく、鞭毛やバイオ燃料分野の研究者も1つの会場に集まるため、多くの人で賑わいます。
これも、クラミドモナス会議の醍醐味ですね。
また、最新の発表(論文になる前の非公開研究)の多くあるため、学会期間中、多くの共同研究の発足も見られました。
私たちの研究室も、得津研究員の発表を聞いた複数の研究者との共同研究が始まりそうです。
もちろん、他の研究室の発表により、こちらから共同研究をもちかける例もあります。
5日間ですが、いつも通り、とても内容の濃い学会でした。
この後、得津研究員はドイツに残り、単身Münster大学にて共同研究を行う予定です。
そちらの情報も、今後紹介していきたいと思います(By 得津)。
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