今年も体験入学が始まりました。
今回は、埼玉から一人の大学四年生が体験入学し、実際の研究活動を体験してもらいました。
本人たっての希望もあり、『結果がどうなるかわからない、新しい実験』をすることになりました。
クラミドモナスを使い、様々な培養条件における光合成の状態を解析しました。
クロロフィル蛍光解析中 |
また、解析後の細胞を生化学的に分析することで、特定の状態の細胞に、どのような光合成タンパク質が存在するのかを確認しました。
ウェスタン分析中(何かあれば研究員の大西と大学院生のYousefが駆けつけます!) |
このような実験により得られたデータを元に、翌日の実験を計画する、といった研究体験をしてもらいました。
最終的に、研究室のメンバーとディスカッションを行い、実験結果から自分自身で考えて成果発表をしてもらいました。
セミナー形式での成果発表 |
射るような視線に耐え(笑)、発表しました! |
今回の体験入学では、人数が1人かつ入学者本人の希望もあり、テキスト等を用意せずに実験をすすめることになったため、いつもより実際の研究に近い体験をしてもらえたと思います。
この経験が、これからの研究の糧になることを願っています。
お疲れさまでした!