4月21日
基生研 山手地区の共同利用施設において、ニコン共焦点蛍光顕微鏡A1Rsiの説明会がありました。
当研究室博士研究員の得津が、事前に光学解析室の亀井特任准教授と相談し、クラミドモナスの生細胞クロロフィル蛍光観察をさせていただきました。
左:合成画像
中:クロロフィル蛍光
右:微分干渉画像
私たちの研究室では、普段は藻類を大量に培養し、まとめて破砕することで多量の光化学系タンパク質複合体を精製しています。
したがって、実際に個々の細胞を視ることは少なく、緑色(緑藻)や茶色(珪藻)の培養液しか見ていません。
生物学の基本は、まずは実験生物の特徴を理解することから始まります。
顕微鏡を用いた微細生物の観察は、生物学の基本中の基本です。
こうして、顕微鏡で実験対象をじっくりと観察することもおろそかにしてはいけませんね。
ほら、クラミドモナスも見れば見るほど可愛くなってきます。