2011年8月8日月曜日

サンゴ水槽の導入

8月8日


研究室にサンゴ水槽を導入しました。
サンゴの他に、海水魚やナマコ、貝類といった珊瑚礁に生息する生物達もいます。



近年、海水の温度上昇に伴い、サンゴの体内から褐虫藻が排出されてしまう現象(白化現象)が問題となっていますが,サンゴが褐虫藻を追い出すのか、褐虫藻がサンゴから逃げ出すのか、わかっていません。
私たちは、その光合成を詳しく調べることで、ヒントをつかみたいと考えています。


まずは、サンゴが生育可能な水槽環境の維持が必要になるため、水質のチェックは欠かせません。

研究、趣味を問わず、サンゴ水槽を一目見たいという方がいらっしゃいましたら、いつでもお越しください。
(水槽自慢も兼ねて)お待ちしております!

2011年8月5日金曜日

第1回 微細藻類若手研究会

8月4−5日

当研究室の大西博士研究員と、瀬戸内水研の紫加田博士が中心となり、微細藻類若手研究会を開催しました。


本研究会は、微細藻類を用いた研究を行っている若手を中心とし、様々な研究分野における最先端の研究情報の共有を目的としています。

具体的には、以下の3つに大別して研究発表・議論を行いました。

1. フィールドで観察される微細藻類の生き様
(極域の湖沼/沿岸域に生息する様々な微細藻類の環境適応、異種生物間相互作用および生物進化)
2. 実験室内研究で解析されている微細藻類の生体制御メカニズム
(ラン藻、緑藻クラミドモナス等のモデル微細藻を用いた生体制御メカニズムの解析例)

3. 今後の微細藻類研究に適用可能な最先端技術
(メダカや昆虫等、他の生物群で培われてきた生物学的知見と最新の技術)


当研究室からは、研究員の大西と得津が参加し、発表を行いました。 


研究会の内容、懇親会の内容ともに非常に充実したものとなり、第1回の微細藻類若手研究会は大成功に終わりました!







研究会の準備に奔走してくださいました、スタッフの皆さん、本当におつかれさまでした!
また、快く講演依頼に応じてくださった皆様にも深く感謝致します。ありがとうございました。


それでは、また会える日を楽しみにしております。








2011年8月3日水曜日

修士論文発表会

8月3日

修士課程留学生のチェンが、北海道大学生命科学院の修士論文発表会にて発表を行いました。
2年間の修士課程における研究の集大成です。

無事、発表を終え、あとは修士論文の提出を残すのみです。


異国の地にて2年間、おつかれさまでした。

学生が成長し巣立ってゆくのは寂しくもありますが嬉しいものです。
当研究室出身研究者としての今後の活躍を祈ります。

2011年8月1日月曜日

星 理絵(技術支援員)

☆仕事内容☆
研究室のお手伝いをしています。具体的には、DNAの精製や、藻類培養のための培地作成などを行っています。


☆趣味・特技☆



☆一(二?)言☆
二児の母です。先生や研究員の方々との会話の中に、子育てのヒントを探しています。

技術支援員の加入

8月1日

技術支援員として星 理絵(ほし りえ)が当研究室に加入しました。
これから、研究室における実験の支援を行います。




博士研究員の研究を支援する体勢が整ったことにより、ますます研究が加速するでしょう!
今後の研究成果にご期待ください。